彼女といると愉しかった。風には少し甘味があると真顔で言った彼女のことを、子供のように純白と感じたこともありました。不思議なことに思えたものです。彼女は夜と契っていたから、闇の足りないわけではなかった。でもたぶん、不思議でもないことでした。…
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