橋の向こうの暗闇を 昨日の夢のように慕った あそこからおれは来て 今はこちらに根づきかけてる 後戻りなら出来るけど こちらに戻る橋はない 闇のまにまに漂いながら 静かに滅ぶ運命もある それも悪くはないだろう 諦めと心中すると決めたなら雫のような一つ…
紫色の傘ならば 黄色の壁と似合うはず 夜が砂漠と溶け合うように 君が孤独と親しむように 足りないものはあるにはあるが 鉄の硬さと似たものだ 隙のないもの 譲らないもの 靡かないもの 微笑んだりはしないもの しじまが少し柔らかいので 甘えのような調和に…
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