ある蒸し暑い夏の午後

ときどきポジティブ

夜ですけどね(笑)昨日の朝書いた文章です。

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冬の日と肌が馴染んで寒くない。冷えているけど寒くはなくて酸素のような身軽さがある。浄化された肉体と似ているものは何だろう。音色のように宙に浮くもの。朝日は薔薇のように狂っているとどこかで書いたことがあるけど、今は全てがすこやかで答えのように適切です。秩序さえ血を流さずに佇んでいる。寒さには背骨のようなものがあるけど、今はむしろ穏やかな風を感じる。冷たい風が身体を過る時、人は綺麗でいられるものです。こんな心地は長く続かず、十分後には冷めているので、少し無念な気がします。いつでもこうでいられたら、後ろめたさの数も多少は減るはずなのに。

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嫌いな季節というものがない。どの季節もそれなりに楽しんでいます。冬は清潔で夏は爽快、春はのどかで秋は凛々しい。でも花粉症の気があるから、春はそうのどかでもないか。くしゃみを一回すると、続けて十回くらい出ます。

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